なんとなくサンネット日記

2014年9月5日

三沢基地

Filed under: つぶやき — toshio @ 11:28 AM
雨模様

雨模様

 東奥日報の93日の夕刊、人ごよみコーナーで、三沢市で「ヌードルハウス丸美屋」を経営する佐藤一雄さんの記事がのっていた。ぼくはあったことはない。

 眼鏡と鳥打帽をかけ、ブルーのシャツの58歳、人懐っこい笑顔が新聞の一面をかざった。

 米兵に圧倒的な人気の店だそうだ。チーズをギョウザの皮で巻いて油で揚げたチーズロールが看板メニュー。客の9割が米兵とその家族という。

 --一番売り上げが落ち込んだのは湾岸戦争(91年)の時。なじみの客が来ないなと思っていたら戦地に行ったんです。三沢は基地の街なんだなあと再認識しました。間接的に戦争と関係しているんですね。今? 活気ありますよ。無人偵察機の部隊が来たからかな--

(ご本人のインタビューの一部はWeb東奥のHPで聞けます。http://www.toonippo.co.jp/tv/hito_goyomi.asp?listid=100125&millid=100739

 

三沢基地が米兵でにぎわっているなんて話は知らなかった。

 アメリカの機密文書をリークしたエドワード・スノーデンについて書かれた『暴露』(グレン・グリーンウォルド、2014、新潮社)には三沢基地の別の顔が現れる。

 150頁に、イギリスの政府通信本部(Government Communications Headquarters、略GCHQ、諜報組織)が、2010年、アメリカ・オーストリア・カナダ・イギリス・ニュージーランド5ヵ国の諜報組織の年次総会に出した図というのがある。(その図は下のHP)

http://edwardsnowden.com/wp-content/uploads/2014/05/newcollectionposture.pdf

 「新しい(情報)収集の考え方」というタイトル。図は、6つの円が、大きな円弧結ばれている

 一番上から時計回りに回る。12時のところが「すべてを疑い・物理的アクセスを増やす」。2時に「すべてを知る・衛星を使った自動システム」、4時に「すべてを収集する・信号情報の収集量を増加するシステム」とあって回る。「すべてを処理する・大量データ抽出システム」、「すべてを利用する・大量データ分析システム」、というように、システムや技術的な新展開を暗示している。

 そして最後、10時の位置に「すべてをパートナーにする・GCHQと協力し、三沢(の諜報組織)と情報共有」とある。

 三沢が、アメリカ空軍の世界戦略の要だと思っていた。それだけではないらしい。第5の戦場といわれるサイバー空間の要衝であるようだ。無人偵察機、通信・監視衛星、通信会社のシステム、IT会社のシステムが結びあったところの三沢基地。

 チーズ巻きと巨大コンピュータ。三沢にはいろいろな顔がある。

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